空想？
「エスタロッサあなたは勘違いしているのよ」
「メリオダスは弟を傷つけるような嘘はつかない」
「彼はいつだって気にかけていたわ」
「ゼルドリスのことを」
「え？」
メリオダスが語る
「ゼルドリスはたった一人の弟だからな」
「じゃあエスタロッサは？」
エスタロッサは犬の名前だった
「あなたはまさか」
「いよいよ共存する認識が決壊したんだ」
「あるべき姿に戻る」
「魔人族としての記憶は女神族としての記憶に」
「兄メリオダスとの記憶は」
「兄リュドシエルとの思い出に」
ゴウセル「それがゴウセルを共に戦った」
「俺のもう一つの罪と責任だから」
「十戒エスタロッサなどはなから存在しない」
「みんながそう認識していたあの男の正体こそ」
「四大天使　マエルだ」

⇒七つの大罪274話「絶望の堕天使マエル」につづく