瀕死の銀次は幼い頃の親父の姿を思い出す。

正次は坊主の男と格闘中
正次「銀次助けんたあかんのに」
猿若「ギンジって竜崎さんのこと？」
「なんで敵対してるのに助けるモードになってんの？」
「それにありゃ助かんねーよ」
「しっかり内臓とらえた感覚がさ」
正次「おまえが銀次を・・！？」
坊主「なんでことごとくパンチに耐えられる？」
正次「それはな」
「オレには喧嘩する理由があるからや」
正次はかかと落としで坊主を倒し皆に呼びかける
「おまえらの喧嘩する理由は何や？」
「あの才原に金を貰っているからか？」
「おれが喧嘩する理由は」
「おれが男やからや！」
「PCとかケータイなんて使わず拳だけで相手と」
「渡り合いたいっちゅう本能的衝動や！」
「それを社会のルールに合わせて隠すことをせず」
「爆発させんのが不良やろ！？」
「おまえら不良として胸張れんのか？」
猿若が「えッ・・・」と驚く。
銀次が立ち上がっていた。

⇒元ヤン146話につづく