【雑談】『ザ・ファブル』のギャグで面白かったものを話そう!①
今回は漫画『ザ・ファブル』の雑談企画として
『ザ・ファブル1部』のギャグで面白かったものを
話していきたいと思います。
一応私は売れないお笑い芸人でしたので、
その視点からも観て面白かったものを挙げたいと
思います。
まず1つ目。
■ジャッカル富岡のファン
無敵の殺し屋・佐藤明が、お笑い芸人
「ジャッカル富岡」のファン、というものです。
ジャッカル富岡はどうやらいじられキャラ
みたいな立ち位置の芸人のようで、
周囲にはファンはいないようです。
映画では宮川大輔さんが演じていましたが、
実際の芸人では小島よしおさんあたりを個人的にはイメージ
しておりました。
履歴書に「ジャッカル富岡が趣味」と書いて
各会社の面接官に爆笑(失笑)されています。
個人的にそこまで面白くは感じませんが、
「ギャップ」として、キャラクターづけ
になるギャグですよね。
■猫舌
焼き魚や料理を食べるときに、
佐藤明は猫舌で、「あーーっづづ!!」
と叫び食べられません。
そしてヨウコに「フーフー」と冷ましてもらいます。
これもギャップを狙ったギャグですね。
映画でも大きく取り上げられていました。
■そうゆうところがイライラするの!
初対面の海老原に「ハナ毛が出ている」
と失礼なことを言ってそのたびにヨウコに
注意されます。
さらには海老原のハコスカに
「そんなにいい車か?」と勝手に乗り、
「おりなさいよ!そうゆうところがイライラするの!」
とつっこまれます。
佐藤明の自由な発言とそれをつっこむヨウコ。
見事なコントになっおり、第4話のオチとして非常に面白いですね。
■海老原とのやりとり
この企画で一番言いたかったのがこのギャグです。
13話で、海老原が佐藤明のガレージに訪ねてきます。
すると佐藤明がすっ裸で筋トレしていました。
まず、
海老原「車には触っとらんやろな」
佐藤明「あー大丈夫や 2、3回座っただけや」
海老原「触ってるやんけ!」
というくだりがあり、
次に
海老原「今晩空いてるか?」
佐藤明「ソッチの趣味はないがぁ---」
海老原「俺もないわ~!」
という会話。
これは佐藤明がすっ裸という状況も「フリ」
として効いていますよね。
さらにはツッコミが海老原という
「ヤクザの若頭」というのもポイントです。
「お笑いのツッコミ」というのは、
「真剣に怒って注意する」というのがコツなんです。
ヤクザの怖そうな人が怒る、というのは、
「ツッコミ」のお手本のようなものです。
だからこそ、このシーンはより面白いんです。
・・・とまあこんな感じで、『ザ・ファブル』という作品は
シリアスなストーリー、バイオレンスな描写の中に、
絶妙に「笑い」がちりばめられている作品です。
また機会があれば、ご紹介したいと思います。