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「僕はどこから」最終回(4巻)のネタバレ・感想
漫画「僕はどこから」は2020年、TVドラマ化されました。
私はこの作品のファンでコミックスを持っています。
今回はこの漫画「僕はどこから」の最終話のネタバレ・感想をお伝えします。
「僕はどこから」最終回(4巻)のネタバレ
27話 あなたの為に
兄弟の親父は養護施設の園長だった。
竹内薫は、親父の筆跡をまねて言葉を書こうとするが失敗。
しかし「あなたを…あなたとして」
という感情を伝える。
弟(駿)は昔の記憶を思い出し死ぬ。
兄は弟の死に涙。
井上玲の部屋に踏み込む。
壁じゅうに「死ね」と書いてある。
玲はリチウムイオン電池爆弾を作っていた。
28話 玲の心
爆発したら敷地内みんな死んでしまう。
藤原智美は玲と会話する。
自分が親を殺したことを告白する。
玲は自分の罪について考えるが智美はそういう話は「友達とするもんだ」と語る。
玲は爆弾を起動させた。数分で爆破する。
薫は落書きを見て玲の心を読み取る。
29話 秘密
壁に何かを書く薫。
玲は止めるがやめない。
薫は「お母さん大好き」という玲の心を読み取った。
そのことを玲に伝える。自殺しようとして母に止められた記憶がよみがえる。
玲は爆弾をほうり投げるが爆発しない。
ケーブルが外れていたからだ。
薫はなぜ母を殺したか聞くと、
玲は「お前のせい」と答えた。
30話 僕はどこに
玲は薫たちが来た日から変わった、と言う。
薫か「僕を否定しないで」という玲の心を読み取ると、自分が否定されていた事に気づいてしまった。
母に否定され、自分はどこに行けばよいのか。全てを取り上げられたと悟った玲。そして母を殺した。
玲は薫になぜ心を読んだのか、と詰めよる。
31話 制裁
許さない、という玲に薫は謝る。
しかし玲は怒る。
「すっきりしたか?」と智美。
玲は、お前らに制裁が必要だ、と自分の頭に銃を向ける。
薫は止めようとするが智美は止めるなと言う。
玲は死ねず、叫ぶ。
智美が「今までよく頑張ってきた」と声をかけると玲は大人しくなった。
32話 罪/
組長は先生に、息子が母を殺した、と報告する。
息子の身代わりには山田が出頭した。
組長は智美に「一度だけだ、勝手な行動は」と言う。
薫は母の面倒を見る生活に戻り、小説の執筆。
玲の事を考える。
玲の文章を書こうとするがやめる。
ふと原稿にある文章をみて書き出す薫。
「これは玲くんの物語…」
33話 僕の言葉
ひたすら書く薫。
智美が訪ねて来て二千万を渡す。
薫は書いた300枚の原稿を智美に見せる。
智美は自分のメモ書きを映すように言うが、読み取れない。
「書いちまったな、自分の小説を!」
無心で書いた借り物でない自分の言葉を見つけたのだ。
替え玉の話を受けた理由を薫
智美に嫌われたく無かった、と語る。
そして、智美は薫の前から消えた。
最終話 僕はここから
10年後。
薫はライターとしてアイドルの取材をしていた。
薫は10年前に「太宰の再来」と評価されたが、それ以来小説を書いて無かった。
井上家の墓参りに行った薫は智美と再会する。
そこには玲もいた。
薫はどうしていなくなったか聞く。
智美は薫の口を塞ぎ「もったいねーから喋るな」と言う。
「言いたい事があるなら書け!」
と言い去って行く智美。
僕の生きる力はどこから来たのだろう
たぶん
今ここからー
完
「僕はどこから」最終回(4巻)の感想
智美の持って来た話を引き受けてから様々なトラブルに巻き込まれる、という話でした。
しかし、もしかしたら天才小説家のスピンオフ作品だったのかも知れませんね。
薫はこの後どのような小説を書き、どんな小説家になるのでしょうか?
ヤクザ物でもない、バイオレンスでもない、能力バトルでもない、しいてジャンル分けするならサスペンスでしょうか?
独特の不思議な作品でしたね。