今回は【衝撃の最終回】の漫画として
「美味しんぼ」の感想をお話したいと思います。
※ご注意
これはあくまで感想でございまして、「ネタバレ」を
目的とするものではありません。
ただ、感想のなかでどうしてもネタバレが含まれてしまいます。
ご了承のうえご覧ください。
私は調理師でございまして、私が調理師になってことには
「美味しんぼ」の影響もかなりございます。
特にアニメは大好きで、30数年前の放送当時から、再放送、
サブスク、今では公式YouTubeで、定期的に見続けています。
今は公式YouTubeがおすすめです!
「美味しんぼ」の最終巻は「111巻」となっています。
ウィキペディアでは
「2014年5月19日25号以降、休載状態にある。」
とありますが、2021年時点でも再開されていないことから、
「完結」と判断されています。
最終回直前の物語ですが、
110巻から「福島の真実」というシリーズで、原発や震災後の福島の様子を中心とした
内容が続いています。
有名な「鼻血事件」は111巻の「福島の真実<22>」で、最終回直前です。
福島や原発、食関連以外のお話としては、最終巻で山岡士郎と海原雄山との和解が進められます。
まず雄山は士郎に、妻(士郎の母親)との出会いの話を語ります。
そして雄山は妻に貰った「白磁の皿」を山岡に渡します。
雄山は山岡に「お前の根っこは福島だ」と問いかけ、
山岡はその意味を考えます。
山岡は雄山に、中学の入学式の時の記念写真を渡します。
そこには母親、雄山、山岡の3人が仲良く映っていました。
山岡は写真を見て
「左に、父さん。」と言います。
雄山は写真を「二人の宝物だ」というと
山岡は「ありがとう、父さん」と言い、完全に和解となりました。
そして最終回「福島の真実<24>」
「福島の真実を語るしかない」と二人が気を合わせます。
山岡は
「福島を守る事は日本を守る事だ。であれば
俺の根っこは福島だ」と答え、雄山は納得します。
そしてラスト。山岡は福島について
「父親と一緒に生き直す道を教えてくれた
ありがたい土地だ」と語りゆう子の笑顔で終わります。
長きに渡り確執があった山岡と雄山の仲がついに和解しました!
連載自体は、「鼻血事件」からの休載そして終了となったっぽいのですが、
きちんと和解がされて終わっているので、ファンとしては嬉しくすっきりしました!
現在公式YouTubeが始まって盛り上がってますし、
できれば続編やアニメなど、作って頂きたいものです。