アニメ「美味しんぼ」「餃子の春」の感想（※ネタバレ注意）
私は「美味しんぼ」という作品が大好きで、
特に漫画よりアニメの「美味しんぼ」が大好きで
定期的に繰り返し観ています。
そこで、アニメ「美味しんぼ」の好きな回について語ろう！
という企画です。
※ご注意
これは感想でございます。
内容は「ネタバレ」を目的とするものではございません。
ですが感想の中にやむを得ずネタバレを含んでおります。
ご了承のうえご覧頂くようお願い致します。
今回は76話「究極VS至高 餃子の春」
の感想をお送りしたいと思います。
まず、この回を選んだ理由としては、
私は中華料理を修業した調理師でございまして、
食べ物の中で「餃子」が一番好きだからです。
「究極対至高 餃子の春」なんですが、
栗田と山岡は栗田の友人のよしこから呼び出され
山脇という人の相談に乗ってくれ、と言われます。
山脇は餃子専門店「お春」の社長で、
経営が厳しい、という相談です。
この「お春」は、山脇の亡くなった妻が作った
味を守り続けているお店です。
ですが競合との争いで厳しくなり、
新メニューを考えたいとの相談です。
現実には、人気の「餃子専門店」は
昔ながらの味を守り続けているお店は
結構ありますよね。
「お春」の餃子ですが、味は悪くないとのことです。
皮は業者から仕入れていて悪くはありません。
「あん」は「豚ひき肉」「白菜」「にんにく」「しょうが」
で、化学調味料も使っているとのことです。
調味料は語られていませんでした。
餃子の材料で大きく分かれるのが
「キャベツか白菜か」というものです。
どちらが正しいかというものは無く、好みの問題というレベルだと思います。
ちなみに私はキャベツ派で、私の餃子は
「豚ひき肉、キャベツ、しょうが、チーズ、卵、長葱」が基本で、
あればニラやシイタケなどを入れます。
調味料は「醤油、砂糖、ごま油、塩、こしょう」ですね。
化学調味料はわざわざ入れなくても十分美味しいのであえては入れません。
ちなみに山岡は「究極の餃子を、俺は作る！」
と、ルフィみたいなことを言ってました(笑)
あと、よしこは山脇のことが好きなのですが、
そのことは省略します。
山岡たちは「一本鎗」というライバル店に行きます。
この店は100種類の餃子が売りの店です。
作品の中ではメインは「お春」であり、「一本鎗」の社長が
嫌な人物なので、印象が悪く描かれてますけど、
餃子の具に色々なものを入れるのは全然悪くないと思いますよ。
回転ずしみたいなもんです。
で、この「一本鎗」になんと海原雄山がついていて、
雄山は多種多様な餃子の可能性について評価していました。
そこから「究極対至高」のテーマが餃子になるという流れになります。
というところなんですけど、たしかに山岡と雄山の言う通り、
「本道の餃子」が必要ですね。さっき言いましたが、
「めちゃめちゃ美味しい餃子」が１種類あれば、
色々なメニューがなくても良い訳です。
さぁ究極の餃子、至高の餃子はどんなものなのか？
そして77話「究極VS至高 対決！餃子編」へと続きます。
