漫画「戦車椅子‐TANK CHAIR-」第1話「TARGET01」の感想(※ネタバレ注意)
今回は
「戦車椅子‐TANK CHAIR-」
第1話「TARGET01」
の感想をお送り致します。
※ご注意
これは感想でございます。
内容は「ネタバレ」を目的とするものではございません。
ですが感想の中にやむを得ずネタバレを含んでおります。
また極力セリフの引用を避けるよう注意しております。
ご了承のうえご覧頂くようお願い致します。
※昨今の状況を鑑み、これまでとスタイルを変えて
あくまでも「感想」としてお送り致します。
2022年、また面白い「バイオレンス漫画」が始まりましたので
ご紹介します。
主人公は最強の殺し屋・平良凪(タイラナギ)です。
しかし、過去に妹をかばい意識不明の状態で入院しています。
一方、妹の平良静(たいらしずか)は殺し屋の仲介人をしており、
特にやばい仕事しか受けないそうです。
それはなぜか?兄の凪は「殺意を向けられた時」のみ、
意識を取り戻す症状になっているからです。
なので妹は、より凶悪なやばいやつ相手の殺しの仕事を
受け、強い殺意により兄の意識を完全に取り戻そうとしているのです。
これが、軸となるストーリーです。
魅力としては、まず絵がめちゃくちゃ上手いです。
そして、バイオレンスシーンも緻密に迫力のある絵で
書かれています。
そしてなんと言っても、凪のスーツと装備がかっこいいです!
まず仮面は、ジェイソンに角が生えたような感じか、
新作の仮面ライダーのようなマスクでかっこいいです。
そして、作品名にあるように、戦闘用にカスタマイズされた
車椅子「戦車椅子(タンクチェアー)」がかっこいいです。
車椅子だからと言って機動力に問題は無く、高速で動き、壁もよじ登ったりできます。
出てくる怪物や機械、装備などはファンタジー寄りですが、
暴力は基本的に刃物、銃、素手など現実的な暴力なので、
バイオレンスに緊張感と実感があり、カタルシスがあります。
この時点で4話ほどしか進んでいませんが、
話が進むたびに「戦車椅子(タンクチェアー)」が
新たな形態になったり、新たな武器や装備が出てきます。
そのあたり「誰がこんな高性能のメカを作っているんだ?」
という疑問もありますが、そこに目をつむって良いくらい、
かっこいいし面白いです。
今後注目の漫画です。