今回は『じゃあ、君の代わりに殺そうか』
6巻の感想をお送り致します。
※ご注意
これはあくまでも感想でございます。
内容は「ネタバレ」を目的とするものではございません。
ですが感想の中にやむを得ずネタバレを含んでおります。
また極力セリフの引用を避けるよう注意しております。
ご了承のうえご覧頂くようお願い致します。
※昨今の状況を鑑み、これまでとスタイルを変えて
あくまでも「感想」としてお送り致します。
主人公の藤倉優馬(ふじくらゆうま)を助けながら関係を築いてきた
雨里(アメリ)ですが、アメリの異母兄弟・愛繕(あいぜん)
はアメリが偽物だと語ります。
動揺する優馬。
一方そのアメリは熊狼(くまおか)組に現れ、組長の
神楽水(かぐらみ)に死体処理を依頼、神楽水(かぐらみ)は
その見返りに愛繕(あいぜん)を殺すよう指示します。
アメリと愛繕(あいぜん)が電話するんですが、シリアルキラー同士の
とても興味深い、面白い会話でしたね。
お互い殺すことだけでなく殺されることすら何とも思っていないという。
さすがですね!
愛繕(あいぜん)は優馬をにアメリの殺しを辞めさせよう、と提案します。
当然明らかにアメリをおびき出すために利用している訳で、
優馬も疑うんですが、子供を利用したり、愛繕(あいぜん)の演技力、
そして何よりアメリに殺しを辞めて欲しいという想いで
愛繕(あいぜん)の家に行ってしまいます。
そのことでケンカする二人でしたが、アメリはついに幼い頃の事を語ります。
実はアメリは幼い頃、優馬と遊んだ友人でした。
本名は桐嶺真生(きりみねまお)とのことです。
…というところなんですが、この漫画、「BL」なんですよね。
でもそこへの疑問は誰も持っていない訳です。
BLが前提になっているんです。
最初、なぜアメリがこんなに優馬に執着するのか、男同士でなぜ?
と思ったのですが、BLだからなんですね。
私はBLのことは全くわからないのですが、それは置いておいて、
サスペンス、バイオレンス漫画としてこの漫画は面白いです。
何より、全く先が読めません。
アメリと愛繕(あいぜん)が戦うとしたら、アメリが勝つんでしょうね。
あと、無視されて怒り心頭の横田さんも何か企んでそうなので期待
したいと思います。
この作品は単行本派なので次の巻が気になります!