「このマンガがすごい! 2025」の作品をひろゆき氏がジャッジ!
雑誌『MONOQLO』のサイトより。
「このマンガがすごい! 2025」にランクインした注目の漫画2作品を
ひろゆきさんがジャッジするという企画です。
余談ですが、私はひろゆきさんとはお話したことはありませんが、
同じ本に登場したことがあります。
おすすめ1:鍋倉夫「路傍のフジイ」
記事より抜粋。
会社では目立たず地味で(でも仕事はちゃんとする)一見するとさえない風体の会社員「フジイ」。感情の起伏も少なく、まるでモブキャラな彼の周囲にあらわれる悩みを抱えた人たちが、フジイの「普通」に惹かれていつの間にか悩みが解消されていくというストーリーです。
フジイのようなキャラクターが憧れの対象になるという、これまでにはあまりなかった設定が人気を集め『このマンガがすごい!2025』オトコ編で5位を獲得。
フジイのような生き方なら無理せず、心を無駄に動かさず、この世の中を楽に生きていくことができるかも!?
■ひろゆきさんコメント抜粋
おすすめ度:★★★★
主人公なのに顔が明らかにモブキャラという手抜きの描かれ方をしている不思議な人物フジイの“周りにいる人たち”の話。というのも、本作は主人公のフジイではなく、彼の周りに登場する人たちの物語が中心の構造になっているのですね。フジイは主人公なのにモブキャラ気質で、特殊能力があるわけではありません。周りを気にせず、絵を描いたりギターを弾いたり、パズルをやったりと、自分なりに安く楽しく暮らしているだけ。
フジイは人とのいさかいを起こすこともなく、感情的な行動を取ることもありません。だから、フジイの生活だけを見ても何か特別なことが起こるわけでもありません。そこにフジイの周りの人物を描くことでフジイの特異さが際立つわけです。
▼タイトルと絵は知っていました。
ですがこの四角い目が好みではなく、タイトルにもひかれなかったので読んでいませんでした。
でもモブキャラが主人公で平凡な人物なのに魅力がある、
というのは私を含めた現実のモブキャラたちに元気や勇気を与えてくれそうですね。
おすすめ2:南Q太「ボールアンドチェイン」/マガジンハウス
記事より
生きる上で受け入れられている常識や普通に悩む人たちへ
自身の性的指向が揺らいだままで結婚を控える「けいと」と、冷えた夫婦関係に悩む「あや」。結婚と離婚という人生の岐路に立たされた2人が交差し、生きる上での「常識」や「普通」、「女性」「妻」といったものと戦っていく。Web版『GINZA』で2023年PV数1位を獲得し、『このマンガがすごい!2025』オンナ編で3位となった人気作品です。
本来の自分を偽り、世間に合わせながら生きていくことの葛藤が話の主軸であり、大人であれば共感しまくれる作品。
■ひろゆきさんコメント抜粋
おすすめ度:★★★★
そんな二人に共通するのが性的指向。ただ、本作品は性的指向を題材にはしているものの、本質的なところは、「本来の自分を偽り、世の中に合わせて生きる葛藤」という多くの人が共感できる内容だったりします。僕らが若いころに見てきた「イケてないおじさん、おばさん」にも、若いころはあったわけで、その人たちも若いころはイケていたわけです。イケていたってのは、当時の話であって、今は昔。
そして、僕らの世代も若い人たちから見ると「イケてないおじさん、おばさん」になっているんですよね、間違いなく。そんなことをひしひしと感じてしまう作品でした。
▼全く存じ上げませんでした。。
そもそも女性に受ける作品が私の好みに当てはまるわけはなくですね。。
良い作品なのかもしれませんが、ジャンル的に私の好みではありませんので、
良いも悪いも言えません。
https://360life.shinyusha.co.jp/articles/-/52574