【最終回】「外道の歌」123話の感想(※ネタバレ注意)…衝撃のラスト!
今回は漫画「外道の歌」
【最終回】122話の感想をお話します。
※ご注意※
この内容は、あくまでも「感想」でございます。
「あらすじ」「セリフの引用」などを極力控えるように努力しております。
ですが、感想を語るうえでやむを得ずネタバレとなってしまうことがございます。
「ネタバレを嫌う方」は御覧頂かないようお願い致します。
そして内容について触れることをご了承の上ご覧頂くようお願い申し上げます。
「外道の歌」の最終回ですが、かなり予想通りの
内容となりました。
まず、興隆会の梅沢がトラを刺しました。
五月女に撃たれて死んだと思っていた梅沢が
生きており、怒りを募らせていたので、
何かしら復讐の動きをすると思いましたが
ピンポイントにカモを狙ってきました。
これで私がすぐ思い起こすのは
「闇金ウシジマくん」のラストです。
「闇金ウシジマくん」は最後に刺されて
一応生死は不明の状態で終わりましたが、
「外道の歌」ではその後のシーンで
カモが死んだと思わせているので
死んだと思われます。
「主人公が刺される」「殺される」
というラストは「闇金ウシジマくん」
に限らずよくあるラストです。
カモは作中で何度も
「自分も誰かに殺されるのは当然」
と言っていましたので、カモにとっても
覚悟していたと思います。
あとは作者の渡邊ダイスケ先生としても
悪人が対象とはいえ、これだけ殺人を行っている
主人公を生かして肯定してしまうと、
社会への影響として良くない、
と判断したのかもしれません。
そういった意味では落としどころとして
良かったのだと思います。
そしてカモのいなくなった「カモメ古書店」
と「復讐代行」の仕事をトラが引き継ぎ、
(※私は個人的願望で復讐代行を続けていると解釈しましたが
逆に普通の本屋になったかもしれませんね。。)
「依頼人が来る」という場面がラストシーン
となりました。これは予想通りでしたし、
良い終わり方でした。
私にとって、連載中の漫画でわずかな
「掲載を楽しみにしていた漫画」でした。
また「バイオレンス作品」として群を抜けて
面白く、クオリティの高い作品でした。
■渡邊ダイスケ先生のコメント
「善悪の屑」から数えて10年。
本当にありがとうございました。
心から感謝です。