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『ドラゴンボール』表紙を人気漫画家が描きおろし!1巻と42巻の意味

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『ドラゴンボール』表紙を人気漫画家が描きおろし!1巻と42巻の意味

鳥山明の漫画『ドラゴンボール』は「週刊少年ジャンプ」で連載を開始し、40周年という節目を迎えており、様々な形で記念プロジェクトが進んでいる。その一環として、「ジャンプ」の有名漫画家を筆頭に、超豪華な漫画家たちが描き下ろしたイラストがダブルカバーになった『DRAGON BALL 全42巻セット Double Cover Box』が発売されることが決まり、予約が始まった。

今回のリメイク表紙だが、1巻を桂正和、42巻を尾田栄一郎が描いていることも粋な演出だ。桂は鳥山と同じ担当編集・鳥嶋和彦によって才能を見出された、盟友と言っていい存在であった。お互いに影響し合い、そしてプライベートでも付き合いの深い関係だったことで有名だ。鳥山が原作、桂が作画を担当した合作漫画も描いている。まさに1巻を描く漫画家にふさわしいといえるだろう。

そして、42巻は現在の「ジャンプ」の看板作家、ご存じ『ONE PIECE』の尾田栄一郎である。尾田は鳥山の漫画に影響されて漫画家を目指し、漫画がヒットしてからも鳥山をリスペクトし続けた。鳥山が死去した際、尾田が寄せた「僕らは血液レベルで鳥山先生が大好きだから」という追悼文からも、鳥山への強い思いを感じることができる。

さて、42巻の表紙だが、鳥山が描いたオリジナルは「THANK YOU!GOOD BYE!!」と悟空が話し、UFOに魔人ブウが乗っている絵である。最終巻らしい表紙だ。さて、尾田が描いた42巻の表紙は、鳥山のオリジナルに忠実な構図で描かれているのだが、悟空が「THANK YOU!!」と笑顔で感謝の言葉を話している。そして、よく見るとUFOには魔人ブウではなく、鳥山明の自画像が描かれているのだ。

まさに、尾田から鳥山への感謝の思いが見事に表れた、素晴らしいリメイクイラストといえるだろう。鳥山が亡くなって1年が経ったが、改めてその存在の大きさ、そして漫画界に与えた影響の大きさが実感される。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/1f32394e5be30ba3b526b4a936c3a33f91ecb11a
尾田栄一郎、秋本治、冨樫義博、芥見下々……人気漫画家が大集結『ドラゴンボール』豪華セットの編集の妙

■超有名漫画家が名作の表紙をリメイク

鳥山明の漫画『ドラゴンボール』は「週刊少年ジャンプ」で連載を開始し、40周年という節目を迎えており、様々な形で記念プロジェクトが進んでいる。その一環として、「ジャンプ」の有名漫画家を筆頭に、超豪華な漫画家たちが描き下ろしたイラストがダブルカバーになった『DRAGON BALL 全42巻セット Double Cover Box』が発売されることが決まり、予約が始まった。

今回、ダブルカバーとなるのは、「最強ジャンプ」の「DRAGON BALL SUPER GALLERY」で描き下ろされたイラスト。いずれも『ドラゴンボール』のオリジナルの表紙イラストをリメイクしたもので、各巻、担当した漫画家は以下のようになっている。

1巻:桂正和、2巻:藤本タツキ、3巻:稲田浩司、4巻:天野明、5巻:冨樫義博、6巻:椎橋寛、7巻:池本幹雄、8巻:石田スイ、9巻:篠原健太、10巻:佐伯俊、11巻:岸本斉史、12巻:村田雄介、13巻:堀越耕平、14巻:藤巻忠俊、15巻:遠藤達哉、16巻:空知英秋、17巻:井上雄彦、18巻:オオイシナホ、19巻:島袋光年、20巻:松井優征、21巻:戸塚慶文、22巻:出水ぽすか、23巻:うすた京介、24巻:森田まさのり、25巻:加藤和恵、26巻:Boichi、27巻:久保帯人、28巻:秋本治、29巻:小畑健、30巻:和月伸宏、31巻:矢吹健太朗、32巻:吾峠呼世晴、33巻:荒木飛呂彦、34巻:原泰久、35巻:浅田弘幸、36巻:星野桂、37巻:麻生周一、38巻:田村隆平、39巻:とよたろう、40巻:田畠裕基、41巻:芥見下々、42巻:尾田栄一郎

おそらく、二度と実現不可能なのでは、と思ってしまうほど超豪華な漫画家が勢ぞろいであり、それも「ジャンプ」最強の看板作品『ドラゴンボール』ならではだろう。漫画家のリメイクの仕方も人それぞれで興味深い。同じアングルで描いたものもあれば、独自に解釈を膨らませて描いたものなど、様々なのだ。

例えば、美少女を描くことに定評がある矢吹健太朗は、31巻の表紙で人造人間18号をクローズアップした絵に仕上げてある。28巻は『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の秋本治が担当している。オリジナルでは亀仙人だが、秋本のリメイクでは両さんと本田になっている。これは、『こち亀』の表紙では!?…と突っ込んでしまいそうになるが、こういった漫画家の遊び心が見られる点も漫画好きにはたまらないはずだ。

■1巻は桂正和、42巻は尾田栄一郎の意味

今回のリメイク表紙だが、1巻を桂正和、42巻を尾田栄一郎が描いていることも粋な演出だ。桂は鳥山と同じ担当編集・鳥嶋和彦によって才能を見出された、盟友と言っていい存在であった。お互いに影響し合い、そしてプライベートでも付き合いの深い関係だったことで有名だ。鳥山が原作、桂が作画を担当した合作漫画も描いている。まさに1巻を描く漫画家にふさわしいといえるだろう。

そして、42巻は現在の「ジャンプ」の看板作家、ご存じ『ONE PIECE』の尾田栄一郎である。尾田は鳥山の漫画に影響されて漫画家を目指し、漫画がヒットしてからも鳥山をリスペクトし続けた。鳥山が死去した際、尾田が寄せた「僕らは血液レベルで鳥山先生が大好きだから」という追悼文からも、鳥山への強い思いを感じることができる。

さて、42巻の表紙だが、鳥山が描いたオリジナルは「THANK YOU!GOOD BYE!!」と悟空が話し、UFOに魔人ブウが乗っている絵である。最終巻らしい表紙だ。さて、尾田が描いた42巻の表紙は、鳥山のオリジナルに忠実な構図で描かれているのだが、悟空が「THANK YOU!!」と笑顔で感謝の言葉を話している。そして、よく見るとUFOには魔人ブウではなく、鳥山明の自画像が描かれているのだ。

まさに、尾田から鳥山への感謝の思いが見事に表れた、素晴らしいリメイクイラストといえるだろう。鳥山が亡くなって1年が経ったが、改めてその存在の大きさ、そして漫画界に与えた影響の大きさが実感される。

40周年記念プロジェクト!!豪華作家陣のイラストがダブルカバーになった「DRAGON BALL 全42巻セット Double Cover Box」が予約開始!!
https://dragon-ball-official.com/news/01_3373.html

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■運営者/執筆者:ニョッキー

…漫画家もやっています。…といっても原作志望のド素人の漫画家です。絵はヘタクソです。
ですが読む方は40年以上まんがを読んでおり「漫画オタク」と言って良いと思います。
「漫画オタク」そして「漫画家」の視点で感想・レビューを書いております。
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