漫画『朝食会』25話の感想(※ネタバレ注意)
今回は『朝食会』25話
の感想をお送り致します。
※ご注意
これはあくまでも感想でございます。
内容は「ネタバレ」を目的とするものではございません。
ですが感想の中にやむを得ずネタバレを含んでおります。
また極力セリフの引用を避けるよう注意しております。
ご了承のうえご覧頂くようお願い致します。
あおりは
◆執行の刻!
です。
不破鈴江(ふわすずえ)が両手両足を鎖で繋がれ
吊るされています。
依頼人の秋本さん(おばあさん)がスイッチを入れると
不破が落下します。しかし秋本さんは地面につく寸前に
スイッチを止めます。そしてこれで気が済んだと言います。
朝食会の男が、不破は6人殺しており殺さないと被害者が増える、
と言いますがおばあさんは復讐の連鎖の事を語り、
また、現在ある客人と仲良くしており、
その客人が不破の両親をいじめている、と話します。
不破は解放されました。
後日加世子は尾藤に会いに行きます。
加世子は復讐の連鎖の事を話、尾藤の嫁を殺した
溝口を許すことができるか聞きます。
尾藤は復讐の連鎖など知ったことではない、と話します。
また、不破を殺さなかったので次の犠牲者は
秋本さんだと話します。
家に帰った不破、そこには榊一家がおり、家族が奴隷にされていました。
不破は榊に生命保険の契約をさせられます。
ここまでが今回の話です。
あおりは
◆悪党には悪党を。
です。
まず、6人も殺している不破の処刑方法が
「吊るして落下させる」はかなり手ぬるいですし、
アイデア的にも目新しさも無くつまらないと思います。
そして今回、「復讐の連鎖」の話が出ましたけど
復讐ものとしては避けられないですし、加世子の人物描写
などを考えるとやむを得ないのですが、
残虐描写を見てスカッとしたい私としてはこれも
面白くない要素ですね。
勿論ある程度は計算だと思います。
そしてラスト、不破の家が榊一家に乗っ取られている
という展開。あおりにあるように「悪には悪を」というオチです。
奴隷扱いされて殺されるとするならば、それなりに納得する
結末になるとは思います。
榊一家は、「園田の歌」の園田の様に、ダークヒーロー
みたいな感じになりましたね。
あくまで今回だけとは思いますが。。
不破の件は今回で終わりなのか、不破がここから反撃するのか
どうなんでしょうか?