今回は【衝撃の最終回】の漫画として
「僕はどこから」の感想をお話したいと思います。
※ご注意
これはあくまで感想でございまして、「ネタバレ」を
目的とするものではありません。
ただ、感想のなかでどうしてもネタバレが含まれてしまいます。
ご了承のうえご覧ください。
漫画「僕はどこから」は2020年、TVドラマ化されました。
ドラマホリック!「僕はどこから」
https://www.tv-tokyo.co.jp/bokudoko/
私はこの作品のファンでコミックスを持っています。
今回はこの漫画「僕はどこから」の最終話の感想をお伝えします。
最終話の前33話「僕の言葉」の内容。
ひたすら書く薫。
智美が訪ねて来て二千万を渡す。
薫は書いた300枚の原稿を智美に見せる。
智美は自分のメモ書きを映すように言うが、読み取れない。
「書いちまったな、自分の小説を!」
無心で書いた借り物でない自分の言葉を見つけたのだ。
替え玉の話を受けた理由を薫
智美に嫌われたく無かった、と語る。
そして、智美は薫の前から消えた。
最終話「僕はここから」
10年後。
薫はライターとしてアイドルの取材をしていた。
薫は10年前に「太宰の再来」と評価されたが、それ以来小説を書いて無かった。
井上家の墓参りに行った薫は智美と再会する。
そこには玲もいた。
薫はどうしていなくなったか聞く。
智美は薫の口を塞ぎ「もったいねーから喋るな」と言う。
「言いたい事があるなら書け!」
と言い去って行く智美。
僕の生きる力はどこから来たのだろう
たぶん
今ここからー
完
感想
筆跡からその人の心を読み取ることのできる、という特殊能力を持った主人公薫と、その友人でヤクザとなった智美の物語。
智美の持って来た話を引き受けてから様々なトラブルに巻き込まれる、という話でした。
しかし、もしかしたら天才小説家のスピンオフ作品だったのかも知れませんね。
薫はこの後どのような小説を書き、どんな小説家になるのでしょうか?
ヤクザ物でもない、バイオレンスでもない、能力バトルでもない、しいてジャンル分けするならサスペンスでしょうか?
独特の不思議な作品でしたね。