【衝撃の最終回】漫画「大東京トイボックス」の感想(※ネタバレ注意)
今回は【衝撃の最終回】の漫画として
「大東京トイボックス」の感想をお話したいと思います。
※ご注意
これはあくまでも感想でございます。
内容は「ネタバレ」を目的とするものではございません。
ですが感想の中にやむを得ずネタバレを含んでおります。
また極力セリフの引用を避けるよう注意しております。
ご了承のうえご覧頂くようお願い致します。
※昨今の状況を鑑み、これまでとスタイルを変えて
あくまでも「感想」としてお送り致します。
『大東京トイボックス』は、『東京トイボックス』の続編として
「コミックバーズ」で2006年11月から連載された作品です。
2014年にはテレビ東京系でドラマも放送されました。
ざっくりとした内容は、ゲーム制作会社の話です。
個人的な話ですが、現在こそゲームはやりませんが、
少年時代はかなりのゲームヲタクでした。
主人公の天川太陽(てんかわたいよう)たちと同世代であり、
作中に出てくるレトロゲームをやっていました。
そういう意味でもとても好きな作品です。
さて、最終話60話「スタジオG3」ですが、まずは
刺されてしまった仙水の様子。
そして太陽たちの作ったゲームが発売されます。
その評判を気にするスタジオG3の面々。
この作品、読者のツイッターアカウントを募集して
作中で実際に使用するなど、ツイッターの描写には
かなりリアリティがありました。
一方、仙水はいまだ意識が戻らず、という様子。
月山は太陽に仙水のお見舞いに行くよう話します。
そして、七海からの伝言を伝えます。
太陽は「ソード」をプレイし子供の頃使っていた
「無敵コマンド」を入力します。
すると「スペシャルサンクス」として太陽の名前が
出てきました。
途中で投げ出して会社から逃げてから敵味方となって
しまった親友からのメッセージです。
めちゃめちゃ熱い友情のメッセージです。
これを見て太陽は仙水の病室に行きます。
そして、二人でゲームを作るという約束を
語りかけます。
そして数年後。
そのゲームは完成したようです。
スタジオG3も成長して大きくなっていました。
太陽には子供ができており、子供の面倒をみていると、
車いすに乗った仙水が話しかけます。
仙水は復活し、一緒にゲームを作っていたわけです。
仙水はソリダスの社長になり、
太陽や依田はソリダスに出向していました。
太陽と仙水がハイタッチする後ろ姿。
ラストカットは敵であった卜部・ジークフリート アデナウアー
(うらべ ジークフリート アデナウアー)が車いすに座っている
後ろ姿で終わりです。卜部も命は助かったようです。
ゲーム業界の内情がリアルに語られている作品であり、
それだけでも読みごたえがありますが、ゲームの影響力の話や
社内の権力争い、そして命がかかった事件など、
大変読み応えのある作品でした!