『スラムダンク』の聖地で外国人観光客の迷惑行為!女性が”立ちション”も…
フライデーの記事です。
『SLAM DUNK』(以下『スラムダンク』)。のアニメ版オープニングに登場し“聖地”として世界中のファンが殺到する神奈川県鎌倉市の江ノ電「鎌倉高校前」駅。しかし今、その聖地が深刻なトイレ問題に直面している。
殺到する外国人観光客。その一部ではあるものの、彼らによる迷惑行為は以前から問題視されていたが、現在もっとも深刻な問題の一つとなっているのは野外排泄だという。
どこでも構わず、それがたとえ他人の敷地であろうと“小”だけにとどまらず”大”もしてしまうというのである。そんな中、ついに駅のトイレが閉鎖されたことで事態はさらに悪化し、地域住民は「もう限界だ」と悲鳴を上げている。聖地とされるのは、江ノ電・鎌倉高校前駅のすぐそばにある踏切だ。アニメのオープニングで主人公・桜木花道がカバンを肩にかけ、江ノ電が通り過ぎるのを背景に佇むシーンはあまりにも有名。
江ノ電総務部の担当者は取材に重い口を開いた。
「トイレットペーパー以外の固形物を流されてしまうことが頻繁にありまして……。配管が詰まってしまうんです。その都度、配管業者さんに依頼をしている状況ではあったのですが、以前からトイレの中がものすごく汚れているという状況もありました。壁まで糞尿が付いている、ということもあったと聞いております」
駅周辺では事実上、唯一の公共トイレだった施設が閉鎖された背景には、このような観光客のマナーの悪さがある。だが、彼らの迷惑行為はこの程度のものではない。平然と他人の敷地で野外排泄をしてしまうのである。
その被害を最も切実に訴えるのが、駅のすぐ近くにある鈴木病院である。同院の事務部長は呆れたように語る。
「以前から中国人の人たちが受付に来て『トイレを貸してください』と。あまりに使い方がひどくて……。汚すことはもちろん、便座の電源コードを勝手に抜いて自分の携帯電話を充電したり。『我慢できないので』と貸してあげたら、トイレでウェディングドレスに着替えて出てきた時には唖然としました。踏切で撮影するために着替えたんです。病院の業務に支障が出るため、今は申し訳ないのですが、日本人も含めどなたにもお貸ししていません」
近隣に住む住民は、さらに衝撃的な光景を語る。
「駅の前は海ですから、国道を渡って海岸の砂浜でしてますね。おしっこは当たり前で、女の子が大きいほうをしているのも、この辺の人はけっこう目撃しています。トイレがないので仕方がないとは思いますが……」
▼一応要因としては、観光地として整備されてない場所がスラムダンクの影響で観光地となってしまった、
そして周辺にトイレが無い、そして近くが海である、
加えてそもそも外国人のマナーが悪い
ということですね。
ごみを捨てるとか、周辺を散らかすとか、酒飲んで騒ぐ、というのは全国各地で言われていることですが、
用を足すというのはついにそこまできたか、という問題です。
実は私の出身地が、外国人問題で話題になっている埼玉県川口市で、
私は外国人問題の当事者ともいえるのですが、
現状マナーの悪い外国人に警察も行政も腰が重いです。
それは今力を持っている政治家が、外国人賛成派だからです。
政治の話はここでは控えますが、政治家が変わってくればもう少し外国人対策もできるはずです。
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https://friday.kodansha.co.jp/article/435298
バスケットボール漫画の金字塔『SLAM DUNK』(以下『スラムダンク』)。そのアニメ版オープニングに登場し“聖地”として世界中のファンが殺到する神奈川県鎌倉市の江ノ電「鎌倉高校前」駅。しかし今、その聖地が深刻なトイレ問題に直面している。殺到する外国人観光客。その一部ではあるものの、彼らによる迷惑行為は以前から問題視されていたが、現在もっとも深刻な問題の一つとなっているのは野外排泄だという。
どこでも構わず、それがたとえ他人の敷地であろうと“小”だけにとどまらず”大”もしてしまうというのである。そんな中、ついに駅のトイレが閉鎖されたことで事態はさらに悪化し、地域住民は「もう限界だ」と悲鳴を上げている。聖地巡礼の裏で深刻化する、野外排泄の実態とは──。
『スラムダンク』は’90年代に週刊少年ジャンプで連載され、国内のバスケブームに火をつけた伝説的な漫画だ。’22年12月には、映画『THE FIRST SLAM DUNK』が公開され、その人気は海を越え、アジア圏で絶大な支持を得ている。特に中国では、観客動員数は1817万8000人に上り、6億5900万元(約131億8000万円・’23年8月のレート『CRIline’23年8月28日配信記事より』)を超えた。
聖地とされるのは、江ノ電・鎌倉高校前駅のすぐそばにある踏切だ。アニメのオープニングで主人公・桜木花道がカバンを肩にかけ、江ノ電が通り過ぎるのを背景に佇むシーンはあまりにも有名。ファンならば一度は同じ構図で写真を撮りたいと思うだろう。
この“聖地巡礼”が本格化したのは’13年ごろからだったが、映画『THE FIRST SLAM DUNK』がアジア全域で記録的な大ヒットを飛ばすと、観光客は爆発的に増加したのだ。
しかし、鎌倉高校前駅は元々、これほどの観光客が押し寄せることを想定した場所ではない。あくまで地元の高校生や住民が利用する小さな無人駅であり、観光客を受け入れるための十分なトイレ施設や周辺の休憩スペースなどは整備されてこなかったのだ。その脆弱なインフラが、現在の混乱に拍車をかけている。
観光客が殺到すれば、当然トイレの需要も増える。しかし、ゴールデンウイークを前にした4月末、観光客にとって“唯一のライフライン”ともいえる鎌倉高校前駅のトイレが、突如閉鎖されてしまったのだ。江ノ島電鉄(江ノ電)のホームページには、閉鎖の理由がこう記されている。
《異物による排水管詰まりの発生や施設の破損、破壊が多発していることから、閉鎖とさせていただきます》
一体、駅のトイレで何が起きていたのか。江ノ電総務部の担当者は取材に重い口を開いた。
「トイレットペーパー以外の固形物を流されてしまうことが頻繁にありまして……。配管が詰まってしまうんです。その都度、配管業者さんに依頼をしている状況ではあったのですが、以前からトイレの中がものすごく汚れているという状況もありました。壁まで糞尿が付いている、ということもあったと聞いております」
駅周辺では事実上、唯一の公共トイレだった施設が閉鎖された背景には、このような観光客のマナーの悪さがある。だが、彼らの迷惑行為はこの程度のものではない。平然と他人の敷地で野外排泄をしてしまうのである。
周辺での野外排泄は、駅のトイレが閉鎖される以前からの根深い問題だった。それが、唯一の公共トイレがなくなったことで、さらに深刻化しているのだ。その被害を最も切実に訴えるのが、駅のすぐ近くにある鈴木病院である。同院の事務部長は呆れたように語る。
「以前から中国人の人たちが受付に来て『トイレを貸してください』と。あまりに使い方がひどくて……。汚すことはもちろん、便座の電源コードを勝手に抜いて自分の携帯電話を充電したり。『我慢できないので』と貸してあげたら、トイレでウェディングドレスに着替えて出てきた時には唖然としました。踏切で撮影するために着替えたんです。病院の業務に支障が出るため、今は申し訳ないのですが、日本人も含めどなたにもお貸ししていません」
病院側は入り口に「トイレ使用不可」と中国語でも掲示しているが、お構いなし。ロープを張って院内への立ち入りを制限しても、勝手に入ってくるという。そして、鈴木病院にとって最大の悩みは、彼らの野外排泄である。
「トイレ閉鎖の前から、病院の周りの敷地内で大きいものから小さいものまで、野外排泄されてしまっていたのですが、駅のトイレが使えなくなってからは、“大きいほうの被害”が目に余るものとなっております。とくに日曜日は勤務している従業員が少ないので、やられ放題になってしまうんです。月曜の朝に出勤して病院の周りを見回ると、物陰のあちこちに排便されているんです。市にも『衛生上問題があるから何とかしてほしい』と何度も訴えているのですが……」
病院のみならず、地域全体が以前から同様の問題に悩まされてきた。近隣に住む住民は、さらに衝撃的な光景を語る。
「駅の前は海ですから、国道を渡って海岸の砂浜でしてますね。おしっこは当たり前で、女の子が大きいほうをしているのも、この辺の人はけっこう目撃しています。トイレがないので仕方がないとは思いますが……」
信じがたいことに、この問題は鎌倉高校前駅周辺に限った話ではないという。隣の七里ヶ浜駅周辺も、アニメ『青春ブタ野郎シリーズ』の聖地として知られ、こちらも多くの観光客で賑わっている。そこで目撃されたのは、常識を遥かに超えた光景だった。
「七里ヶ浜のセブン-イレブン前の駐車場で、女の子が立っておしっこをしていたのには本当に驚きました。3人組で、1人が海側を向いてスカートをまくり上げ、2人が後ろに立っておしっこをしている子を隠すような感じで。フレンチカンカンみたいにスカートを広げてね。女の子も男みたいに立ちションできるんだ、と変に感動しました。ただ下が浜辺なので、もし人がいたら頭からかぶってますけど。信じられない」(前出・地元住民)
これだけの事態に、行政や鉄道会社は手をこまねいているだけなのだろうか。仮設トイレの設置を求める声もあるが、鎌倉市観光課は、
「臭気や設置場所の問題があり、地元の方々との調整が必要になります」
とその難しさを語る。対策の壁はインフラ整備だけではない。そもそも、マナーを守るべきだという情報が、当の観光客たちに届いていない根本的な課題があるのだ。観光課の課長はそのジレンマをこう明かす。
「課題としては重々認識しており、今まさに対策を具体的に検討しているところです。また物理的な対策に加えて重要だと思っているのが、いかにして中国や韓国からの方々に情報を届けるか。特に中国の方は、インスタグラムやフェイスブックではなく、WeChat(ウィーチャット)といった独自のSNSを利用されています。そうした彼らが日常的に使うツールに直接アクセスして、日本のマナーを伝えていく必要があると考えています」
国の担当者も現地を視察するなど、行政レベルでの対策協議は進んでおり、具体的な解決策は煮詰まりつつあるようだ。一方、長年にわたり議会でこの問題を訴え続けてきた鎌倉市議会議員の長嶋竜弘氏は、さらに思い切った対策が必要だと語る。
「すぐ横の公園が良い角度で撮影できるので、ここに撮影用のステージを設けて、路上ではなくそちらで撮影してもらうように誘導する。有料で良いと思います。また、トイレとごみ収集ステーションも有料にして、公園に設置すれば良いと思います。そこで得た歳入を、トイレを含めた地域の整備に充てるんです。路上に人があふれるのを防げるし、一石二鳥でしょう」
アニメファンにとっては一瞬の思い出の場所も、住民にとっては日々の生活の場である。住民の平穏な生活を脅かすこの尋常ならざる状況に対し、行政には迅速かつ実効性のある対策が求められている。