今回は【衝撃の最終回】の漫画として
「ただ離婚してないだけ」を紹介(感想)したいと思います。
※ご注意
これはあくまで感想でございまして、「ネタバレ」を
目的とするものではありません。
ただ、感想のなかでどうしてもネタバレが含まれてしまいます。
ご了承のうえご覧ください。
この作品は単行本全5巻の作品です。
ですが、実際のストーリーは4巻までで終わりとなっております。
5巻の内容は「もし殺人がなかったら」という、「ifのストーリー」、というお話になっています。
4巻にあるあらすじはこうです。
結婚7年目の正隆と雪映は冷えきった関係で毎日を送っていた。
正隆は17歳の萌と不倫していたが、萌がストーカーとなり、夫婦は萌を殺してしまう。
そしてそれに気付いた、萌の彼氏を名乗る佐野を自宅に監禁する。
雪映の出産が近づくなか、夫婦は異様な監禁生活が当たり前になっていくが…
というものです。
そして4巻、最終回までのストーリーですが、
監禁してきた佐野が脱走してしまいます。
なんとか捕まえ、これ以上は限界と、佐野を殺します。
そして、雪映は破水し、病院へ向かいます。
その頃正隆は人を殺した罪悪感からか、首つり自殺を図りますが、死に切れなかった様子で病院にかけつけます。
そして無事赤ちゃんが生まれました。
第24話『夫婦(結婚9年目)』
赤ちゃんが生まれ平和な日々を送る二人。ですが正隆はまた縄で首を釣ります。
どうやら定期的に首を締めるという行為を行っているようです。
「今が一番幸せ」と感じます。
そんななか、家に警察が訪問します。
警察は萌について質問します。
雪映はあくまで覚えていないと言いますが正隆は涙をこぼします。
その動揺についても雪映は演技してごまかそうとしますが、正隆は
「ごめんなさい…全部話します…」と語ります。
これで終わりです。
ここで、ストーリー自体は終わりとなります。
4巻の最後は萌の弟の話、5巻はまるまるスピンオフとなって、ストーリーのみが気になる方は読まなくても大丈夫な内容です。
正直不要かな、と思います。人気だったから引き延ばしたのでしょうか?
ストーリー自体の終わり方はスパっと余韻を残す終わり方でしたので、そこで終わりで良いと思います。