プレイボール2・58話「空気を読まぬ男」のネタバレ
◆グランドジャンプむちゃ11月号に「キャプテン2」掲載予定!
◆信念が運んだ一撃----。
ベスト8をかけた5回戦の相手は大島工業高校。初回から墨谷は絶好調の6番・半田の活躍などがあり、8回表まで10対3と7点リード。
しかし、8回裏にまさかの同点とされて、試合はフリ出しに戻るが9回裏の攻撃で谷口の渾身の一撃が本塁打となり勝ち越しに成功する!
▼プレイボール2・58話「空気を読まぬ男」のストーリーは以下の通り。
◆9回表、2死走者無しから谷口が振り抜いた打球は、予想外のポール直撃---!
谷口のホームラン!
ダイヤモンドを回りながら谷口は、ファールを打とうとした、と振り返る。
しかし球場には風が吹いていた。
この風がファールの打球を押し戻したのだ、と気づく。
大騒ぎで喜ぶ墨谷ベンチ。そのなかで半田は、金属バットの反発だけでなく、谷口が元々持っているパワーのおかげでもある、と驚く。
イガラシも「すごい」と驚く。
9回表、墨谷11-10大島となる。
谷原の監督は自分の予想を裏切る活躍の谷口に感心する。
続くバッターの倉橋は諦めていた自分に反省しつつ涙をこぼす。
しかしサードライナーで残念ながら3アウトチェンジ。
倉橋はヒットの打球がことごとくアウトになってしまう「流れ」を感じながらも
「逆境の時すごい事をやる奴が…本当にすごい奴なんだ」と思う。
9回裏の守備は谷口がショートへ入りイガラシがピッチャーに入る。
イガラシは「高校生になってはじめて感動した」と感動を隠せない。
倉橋からゴロを打たせようとの指示に対し、谷口の所へゴロを打たせようと決心するイガラシ。
その結果、見事にショートゴロを打たせてワンアウト。
イガラシはプレッシャーを感じていないとつぶやく。
「谷口さんがいればおれは大丈夫だ」と投球。
打球は三遊間へ。
谷口が捕球し送球。2アウトとなる。
谷口も1年坊を信じまい、と思っていた事を反省し現在は信用している。
3人目のバッター。
またまた打球は三遊間へ。しかし松川が「俺にもさばかせろ」と飛び出す。
イガラシは声をかけ、松川が捕球し送球。アウト。3アウトとなり墨谷の勝利が決まった。
◆谷口の圧倒的な結果・存在感がチームに活力を、そして試合の流れを引き寄せた---。
◆次号22号はいよいよベスト8進出!だが丸井は谷口の迷いに気が付き危機感を感じる。「丸井、現る!」の巻
プレイボール2の感想
土壇場での谷口のホームラン。まさに谷口の、墨谷の底力が出たという試合でしたね。
また、最終回でイガラシが万全と言う層の厚さもあります。
にしてもですね------。なんですか、このいきなりの「谷口上げ」は!
作者はネットでの読者の評判、というか文句を見ているのではないでしょうか?
もしくは最初から最後は谷口さんに活躍を、と考えていたかもしれません。
しかし!いずれにしても谷口さんの采配ミス、というのはあり得ませんし、半田はあそこまで野球が上手くないです。
さらに片瀬をライトに入れたのは全くわけがわからない。
「コールド目前から同点に追いつかれてなんとか勝ち越し」という筋書きの為に無理やり谷口さんに采配ミス(無能にした)というのは許せませんね。
作者には再度原作を読んで頂き、それぞれのキャラクターというものを理解してから描いて頂きたい。
「何度も読んだし理解している」と言うかもしれません。
でも、作品にそれが現れていないんですよ。