『ワンピース』ゾロのモデルは超残虐な海賊だった!
今回は漫画『ワンピース』の豆知識をご紹介します。
ワンピースに登場する「ロロノア・ゾロ」の
モデルとなった人物は、ロロノア・ゾロと違って
超残虐な性格の持ち主でした。
その名は「フランソワ・ロロネー」です。
「ロロネー」が「ロロノア」となった訳ですね。
1660年代にカリブ海を荒らしまくった海賊です。
ロロネーの略奪ぶりは凄まじく、1666年には
約7000人の手下を連れてベネズエラの都市を襲撃。
激しい戦闘の末に守備隊を撃破すると、
一気に市外へとなだれ込みました。
ロロネーは裕福そうな者を捕まえては片っ端から
拷問にかけ、財産のありかを吐くまで肉体の一部を
切断しつづけました。
さらに捕虜にした敵は皆殺しにしたうえ、
住民たちには拷問か強姦を繰り返す。
敵がスペイン人だった場合は、
捕虜の胸元を切り裂いたあと、
心臓を引き出して美味そうに食べたと言います。
しかし、その栄華は長くは続きませんでした。
1668年、パナマ沿岸に座礁したロロネーは
内陸で人喰いの風習を持つ原住民に捕らえられ、
生きたまま火あぶりにされたのだそうです。
モデルとなったロロネーかなりゾロとは違う
性格や生き方で、似ているのは名前だけ、
のようですね。
(「人気マンガの怖い元ネタ」鉄人社 より引用)