「十字架のろくにん」130話「千切れちゃう」の感想(※ネタバレ注意)
今回は「マガジンポケット」連載
「十字架のろくにん」
130話「千切れちゃう」
の感想をお話しします。
※ご注意※
この内容は、あくまでも「感想」でございます。
「あらすじ」「セリフの引用」などを極力控えるように努力しております。
ですが、感想を語るうえでやむを得ずネタバレとなってしまうことがございます。
「ネタバレを嫌う方」は御覧頂かないようお願い致します。
そして内容について触れることをご了承の上ご覧頂くようお願い申し上げます。
まず、拷問に使用されている
「コウノトリ」または「掃除屋の娘(スカベンジャー)」
について、作品の抜粋ではなく
ネットで調べました。
「私立拷問電脳図書館」
というサイトによりますと、
「ハゲタカの娘」という呼び名もあるそうです。
「スカベンジャーの娘」には改良前と改良後で2種類の形状があるそうです。
改良前の物は、鉄製でアルファベットのAのような形をしており、
そこに頭と手足を入れるというもの。
改良後は土台から伸びる鉄製で半円型の金具と、
それを締めるネジのみとなっています。
そして、この器具の拷問は「犠牲者を窮屈な体勢で固定する」
というものです。
一見地味ですがずっと同じ体勢でいることにより
「エコノミークラス症候群」となり、血栓が詰まり死ぬということです。
今回の「十字架のろくにん」に出る器具はその応用
という感じですが、近いのが
「Skevington’s Daughter(スケビントンの娘)」
というものかと思います。
ストーリーの話をしますと、連載機関にして1年以上
でしょうか・・?ようやく拷問が、この作品が帰って来た!
という感じです。拷問器具も描写もセンスが良いです。
つくづく引き延ばしや余計な犠牲者が悔やまれます。
次回、安堂のほうもさくさくと進めてほしいですね!
第131話「られる側」につづきます。