「朝食会」(「外道の歌」スピンオフ)1話(ヤングキングBULL6月号)のネタバレ・感想
「朝食会」とは?
「善悪の屑」「外道の歌」の公式スピンオフ「朝食会」が開始されました!
原案:渡邊ダイスケ
作画:小林拓己
雑誌:ヤングキングBULL
▼原案の渡邊ダイスケ先生は一切関わっていないようです。
発売中のヤングキングBULLにて新連載スピンオフ「朝食会」掲載されてます。
今作はほとんどストーリーに関わっていないので僕も一読者として楽しみです。 pic.twitter.com/9TzrK6V7hq— 渡邊ダイスケ「外道の歌」連載中 (@daisukoi) May 7, 2020
▼作画・小林拓己先生のツイート
5月売りのヤングキング・ブルから新連載スタートします!
なんと、あの「外道の歌」の加世子のスピンオフ!
尊敬するダイスケ氏のキャラを描かせていただけるなんて、めっちゃうれしーー&緊張です!(たきあせ)
みなさん、こうてやーー?? https://t.co/XzIaI6QCHr— 小林拓己 (@kaerunba49) April 22, 2020
「朝食会」1話のネタバレ
◆少女は凌辱の地獄から救われたーーだが、それは新しい地獄の始まり。
◆生は痛みを纏い痛みは生を編む。少女の夜明けに捧ぐ。
榎加世子・15歳 事件から7年ーーー。
家は金持ちで多くの使用人がいる中だが、加世子はわがままを言い暴れる。
事件依頼、父は距離を取り母は好奇の目に苛まれていた。
学校へはリムジンで送迎させるが、実は学校ではいじめに遭っていた。
主に2人の女子生徒からだ。
「8歳で処女ソーシツ」などと陰口を叩かれたり手紙を回されたり、
そのくらいはまだ良いが、ある時は屋上に呼び出され「10万よこせ」とせびられる。
そのような目に遭いながらも加世子は表情を変えず「くだらない」とつぶやく。
一見、動じていないようだが、反撃もしない。諦めているかのようにも見える。
ついには馬乗りにされ、ペットボトルを股間に突っ込まれそうになる。
何者から音を立てて難を逃れるが、その夜加世子は屋上から飛び降りようとする。
そこを教師の尾藤に「死ねますかね?」と話しかけられる。
加世子は「別のやり方を試してみるわ」と去る。
尾藤は学校に来るよう声をかける。
加世子をいじめていた2人に「悪事を晒す」と動画が送られてくる。
援助交際をしている場面、万引きをしている場面。
「悔い改めよ!さもなくば次は顔も晒す」
と書いてある。
翌日2人は警察に自首し、退学した。
廊下で加世子は尾藤に紙を渡される。
書いてあった時間に書いてあった住所に行く加世子。
そこは倉庫だった。
尾藤が立っており、男が拘束されており、さらに女性が立っている。
尾藤は、男が殺人罪で起訴されたと言う。当時4歳だった少女を連れ去り性的虐待をした。
誰かに似ている…しかし違う所はこの少女は殺害された、と話す。
この男は精神鑑定で責任能力が無いと判定され、警察病院に移送、8年後出所した。
立っている女性は少女の母親だという。
尾藤は加世子に「この男は死に値しますか?」と聞く。
加世子は関係ない、という態度をとるが尾藤は加世子に「他社の憎しみを背負う資質がある」と言う。◆これは、命の選択---
◆8月号(7月4日発売)につづく
「朝食会」1話の感想
「善悪の屑」「外道の歌」の公式スピンオフとしては「園田の歌」に続いて2つ目です。
まず驚いたのは、絵柄ですね。「園田の歌」は原作に近い絵柄ですが、
「朝食会」は全く違う画風です。さらに渡邊ダイスケ先生はストーリーなど一切関わっていないようですので、
あくまで「スピンオフ」としての別物だという事で楽しんだほうが良いですね。
やだ、読んでみた所、絵も上手いし、これはこれで良いと思います。
スト-リーはまだ始まったばかりで小林先生の考えるものですからまだなんとも言えませんが、
「園田の歌」の場合は殺人鬼が主人公であるのに対し「朝食会」は、カモトラと同じく悪人に制裁を行う組織の話なので、「外道の歌」のようにスカッとさせてくれるのではと期待しております。
加世子はまだ高校生15歳で鶴巻と再会する前であり「朝食会」との出会いの様子が描かれはじめました。
尾藤が「朝食会」の人間なのでしょう。
そして次回は2号先の8月号(7月4日発売)です!毎月で無いのが非常に残念なのですが、気長に待ちましょう。