アニメ『ザ・ファブル』興津和幸&沢城みゆきインタビュー感想
アニメ『ザ・ファブル』の話題として、Yahoo!ニュースおよび
「クランクイン!」という媒体に
https://news.yahoo.co.jp/articles/e63fc245f8c28ba4928c4c32d5e9fbf2ef10a34f?page=1
佐藤明役・興津和幸さんと佐藤洋子役の沢城みゆき
さんのインタビューがありましたので、
その抜粋と感想をお話しします。
まず、原作と実写映画を観ての話で、
興津さんは「楽しみになりましたね」
沢城さんは「「どうしよう!」となってしまいました。」
とコメント。
続いて、演じるにあたっての話として
興津さんは
「プレッシャーはなかったかもしれません。作品のファンとして、「ファブルは誰が演じるんだろう!?」「ジャッカルは!?」「ボスは!?」とずっとワクワクして発表を待っていたので、いざ蓋を開けてみても、素晴らしいキャストばかり。そんな豪華な面々が顔をそろえる中に僕を混ぜていただいて、光栄に思いました。」
沢城さんは
「私も誰が演じるんだろうとワクワクしていました。特にジャッカル(笑)」
声優さんの中でもジャッカルは注目のようですね。
演技の上での苦労の話で
興津さんは
「変顔をするシーンですね。僕はいたって真面目に演じているし、明も真面目にあの表情・ポーズを取っているんですけど……いつも隣で沢城さんが笑うんですよ。」
とコメント。
私はあのスイッチは、原作を読んであまりにもベタすぎるんじゃないか?
とは思っているのですが、佐藤明の設定や性格を考えるとギャップがあって
良いのかもしれませんね。
ヨウコについて沢城さんは
「ムカつく」など暴言を吐いても、険がないんですよね。先ほど高橋良輔監督と話した時にもおっしゃっていたのですが、『ザ・ファブル』に出てくる女性たちって、みんな境遇や現状が大変なキャラクターが多いんです。でも、自分の不幸に浸っている人がいない。それぞれの向き合い方がとてもパワフルで、「陽」な感じなんです。洋子の魅力も正にそこにあるなと感じています。
とコメント。
ヨウコはツッコミ役なので、きつい言葉が出がちなのですが、
それでいて性格がきつく見えないのは描写も演技もむずかしい所だと思いますし、
だからこそ沢城さんの実力が出るところだと思います。
実写の後にアニメ化、ということについて
興津さんは
「僕は、原作や台本から感じたものを表現しました。実写映画を観て岡田准一さんのお芝居やアクションを「かっこいい!」と思いましたが、そのかっこよさは手塚プロダクションさん(※本作を制作するスタジオ)が作ってくださっているので。」
沢城さんは
「今回も原作を読んで自分なりに洋子像を掴んでから、実写では木村文乃さんはどう表現したんだろう!? と映画も拝見しました。
どこからどう見ても完璧な美人である木村さんが、洋子のような闊達な内面のキャラクターを演じるという掛け算。興津さん同様、アニメでは美人の部分は手塚プロさんに担っていただいて(笑)、私は良い女ということはあまり意識せずに、伸びやかにお酒を飲めたらいいのかなと。」
とコメント。あえて映画を観たうえで自分なりのアキラとヨウコを演じているということですね。
それをふまえて、2人の演技にも注目したいですね。