プレイボール2・60話「ウチはベータの巻」のネタバレ
【プレイボール2のあらすじ】
ベスト8をかけた5回戦の相手は大島工業高校。墨谷は絶好調の6番・半田の活躍や谷口のホームランが生まれ、薄氷の勝利を手にする。谷口が評価される中、丸井は試合中の谷口の采配に疑問を抱き、彼の家を訪れる。
そして面会中に田所が現れ、野球部員を集めるよう指示を出す。
◆次戦の相手、川北商業の情報収集は最先端の技術で-----!?
◆準々決勝の相手、川北商業の試合録画をチェックするため、野球部員が集結----
▼プレイボール2のストーリーは以下の通り。
田所電機に野球部員が集合。
売っているビデオデッキを見学する部員。
ベータのデッキが22万8千円という値段だ。
奥の部屋に入りビデをを準備する田所。
田所の家のデッキはベータだった。
川北対新木場高校の試合を観る。
谷口は川北打線の特徴に気づく。
ほとんど追い込まれてからヒットを打っている。
粘って好きな球を選んで、つまり好きなポイントに誘い込んでヒットを確実に打っていたのだ。
TV中継の実況によると、川北部員のほとんどが同じ社宅の子供で幼馴染らしい。
またピッチャーはエースの小野田が健在でかなり成長していた。
試合は12-0で川北の勝利。
谷口は墨谷投手について、井口は使えないという判断を下し、谷口、イガラシ、松川の3人で回す事にする。
そして予定変更し、翌日の練習を提案する。
唯一の休みの日も練習をすることにしたのだ。
翌日。
まず打撃練習。バッティングピッチャーを井口に頼む。
プレートの3m前から投げさせて小野田の速球に慣れる練習。
井口は翌日の自分の出番が無い事を悟る。
練習を控える方針を変えた谷口に対し、倉橋や丸井は「これぞ谷口」と想う。
その一方、川北商業のメンバーは休みを満喫し千葉の海で釣りをしていた。
◆追い込む墨谷と余裕の川北。この“中一日”がどう影響するか----!?
◆次号24号は、ベータだった田所家。だがバッティングセンターにあったのはVHSだった!「勝者を予想する田所」の巻
プレイボール2の感想
もう予告タイトルが違うのは当たり前として、予告コメント完全にふざけてますね!!!
今回は時代を感じさせるエピソード。
ベータがある時代。ソニーのビデオが22万する時代です。
そこであえてベータを使う田所。
VHSのほうが多数派だと思うのですが、あえてベータを使うのは電機屋ならではのこだわりか??
川北の話ですが、メンバーのほとんどが幼馴染という設定を出してきました。
キャプテンやプレイボールの世界では、青葉以外ではあまり敵のキャラクターを掘り下げる事はしませんでしたが、
川北はかなり設定を丁寧に作ってきましたね。全員の名前を発表したりして。
さらに休みの日に釣りに行く、なんてエピソードを入れてきて、感情移入させようとしてますね。
そういう手法はよくある事で珍しくはありませんがキャプテンやプレイボールの世界観とは少し違うような。。。
私はそこまで不満はありませんが。
ただ谷口さんの優柔不断をこのように描くのはな。。。コロコロ意見が変わる人間に見えるじゃないですか。
これじゃ谷口さんが気分で采配しているみたいで印象が悪いです。
井口についても試合が終わってから「使えない」なんて思ったりして。
私の思う谷口さんなら、試合途中で交代させてましたね。
井口の性格は前から分かっているはずですし。
作者は谷口さんへの愛情が無いんでしょうね。作品にはあっても。。。
そこが不満ですね。