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【衝撃の最終回】漫画「殺し屋1」の感想(※ネタバレ注意)

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【衝撃の最終回】漫画「殺し屋1」の感想(※ネタバレ注意)

今回は【衝撃の最終回】の漫画として
「殺し屋1」の感想をお話したいと思います。

※ご注意
これはあくまでも感想でございます。
内容は「ネタバレ」を目的とするものではございません。
ですが感想の中にやむを得ずネタバレを含んでおります。
また極力セリフの引用を避けるよう注意しております。
ご了承のうえご覧頂くようお願い致します。

『殺し屋1』は山本英夫先生による漫画で、ヤングサンデーに連載されていました。
2001年に実写映画化されました。
私の漫画人生においても、トップクラスに大好きな作品です。

最終回直前の話ですが、
殺し屋である城石一こと「イチ」は暴力団組長である「垣原」と戦い、
垣原がイチから逃げますが、最終的にはマンションから落下して死亡します。
そして「エピローグ」です。
仕事を終えたイチにいつも電話している女性から電話がかかってきます。
そしてついにイチは会う約束をします。
イチと電話していたのはカレンでした。
カレンはジジイと繋がっており、ジジイの指示に従い動いていました。
イチにジジイから最後の殺しの指令が来ます。
それはカレンでした。
カレンと会ったイチはカレンを殺します。
ジジイは親が死んだタケシを言葉巧みに誘います、
そして3年後。
ジジイは、イチは1年新宿にいただけで使い物にならなくなった
と語ります。
イチは髪を伸ばし、チャラくなってキャバクラに通っていました。
その帰りに偶然タケシと再会。タケシは殺し屋になっていました。
その後、ヤクザに絡まれるイチ。
殴られる寸前、イチの涙が流れて終わりです。
まず、私は山本英夫先生の大ファンです。
「新・のぞき屋」で知り、「オカマ白書」「ホムンクルス」「HIKARI-MAN」
など読みましたが、中でも「殺し屋1」は一番好きで、ヤングサンデー連載中、毎回楽しみにしていました。
「殺し屋1」短編や外伝もありまして、全て読んでいます。
感想ですが、ラスボスである垣原との戦いは、正直拍子抜けというか、
垣原はイチの相手になりませんでした。
まあ、でも意外性もユーモアもあり、これはこれで良かったと思います。
タケシが後継者の殺し屋になったのですが、手に持っていたのがただの小さい
ナイフだったので、「スピンオフ見たいな」とはなりませんでした。
例えば「外道の歌」のトラの仕込みナイフなど、面白いギミックの武器だったら
よかったな、と思いました。
一番ラストのシーンの解釈についてですが、
ヤクザに絡まれて、以前のような泣き顔になったイチが、暴力性を
取り戻したのだと解釈しました。
つまり、あの顔にイレズミの入ったヤクザがボコボコに蹴られて
やられたのだと想像しました。
この後の山本先生の漫画では「HIKARI-MAN」はバイオレンス系ですが、
またこのようなバイオレンス系作品を描いて頂きたいですね!

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