【衝撃の最終回】漫画「クローバー」の感想（※ネタバレ注意）
今回は【衝撃の最終回】の漫画として
「クローバー」の感想をお話したいと思います。
※ご注意
これはあくまで感想でございまして、「ネタバレ」を
目的とするものではありません。
ただ、感想のなかでどうしてもネタバレが含まれてしまいます。
ご了承のうえご覧ください。
「クローバー」は2007年から2015年まで『週刊少年チャンピオン』
で連載された平川哲弘さんの漫画です。全43巻。
いわゆる「不良まんが」で、だいたいがケンカしている漫画です。
私の思い出なんですが、
一般的に「不良まんが」の最高傑作である「クローズ」と名前が似ている
ことから「クローズのばったもんかよ！」
と敬遠していましたが、後に読み始めてみると
めちゃくちゃ面白く、はまってしまいました。
「クローズ」に名前を似せたのは良くなかったと個人的には思います。
最終回直前のクライマックスでは、主人公の美咲隼斗が昔の友人を
助けるために、現在のケンカ仲間と「チーム対抗戦」を戦い、
見事優勝しました。
※しつこいですこの「チーム戦」の展開も「WORST」と似ているんですよね。。
でも面白いからよしとしましょう！
そして最終回に近づくと、主人公たちの卒業が近づき、
それぞれの道へ進み始めます。
最終話「あいかわらず」
トモキが白バイに乗っています。
どうやら卒業後で、警官になった様子です。
レストラン？のパーティ会場らしきところに、
正装を来た仲間たちが集まってきます。
エリカもドレスを着ています。
そしてハヤトの話題になります。
そしてハヤトが現れます。
ハヤトは蝶ネクタイをしており、「七五三か？」
とからかわれます。
そして…
赤井一太と湯ノ目麻衣の結婚披露パーティーが始まります。
仲間たちは祝福したり、
食べまくったり、居眠りしたりと自由な行動。
赤井は「オメエら祝う気ねえだろ！」
とつっこみます。
ラストカットはみんなでお祝いしている様子で終わります。
基本的には普通の不良漫画、ケンカまんがなんですけど、
主人公がドレッドで釣りが趣味だったり、牛丼屋でバイトしていたりと個性ありますし、
「不良漫画」というくくりでけんかもするんですが、
そんなにヤンキー感がなかったりします。
そして話が絶妙に面白く、ついひきこまれてしまうんですよね。
ここは作家のうまさだと思います。
43巻まで続いたのも納得です！