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【衝撃の最終回】漫画「タコピーの原罪」の感想(※ネタバレ注意)

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タコピーの原罪
【衝撃の最終回】漫画「タコピーの原罪」の感想(※ネタバレ注意)

今回は【衝撃の最終回】の漫画として
「タコピーの原罪」の感想をお話したいと思います。

※ご注意
これはあくまでも感想でございます。
内容は「ネタバレ」を目的とするものではございません。
ですが感想の中にやむを得ずネタバレを含んでおります。
また極力セリフの引用を避けるよう注意しております。
ご了承のうえご覧頂くようお願い致します。

『タコピーの原罪』は複雑な家庭事情と学校でのいじめに苛まれる少女しずかとタコ型地球外生命体タコピーの交流譚で、『少年ジャンプ+』2021年12月10日から2022年3月25日まで連載されました。

16話「2016年の君たちへ」
あおりは
◆タコピーのいない世界で
迎える朝ー
です。
タコピーの語りが入り、しずかの日常が描写されます。
しずかはいじめられており、いじめてるのはまりなです。
いつもの場所でいじめるまりなにしずかはタコピーの絵を見せます。
二人はタコピーの絵を見て想像?と思われる
ことを語り、涙を流します。
そして二人は帰ります。
しずかはタコピーの存在を感じますが、何もみえません。
そして高校生になった二人が仲良く買い物をしている様子で終わります。
感想ですが、テーマは「いじめ」です。
いじめられっ子の前に謎のキャラクターが登場し、そのキャラクターが特別な力を持った道具を使って助ける、というのは「ドラえもん」をはじめありがちな設定なのですが、ポイントはその道具や超能力が絶妙に役に立たず、いじめが繰り返されることですね。
「ファンタジーなのにめちゃくちゃリアル」というのがポイントです。
いわゆる「復讐もの」のようにいじめたやつを倒して終わり、ではなくそれに期待する爽快感は得られません。
しかし、無力なタコピー、そして三人の登場人物それぞれの家庭の事情や葛藤などが描かれており、感情移入しなんとも切ない気分にさせられます。そして最後はなんとかハッピーエンドになりつつ、タコピーは忘れ去られるという切ないものとなっております。
色々考えさせられる漫画です。

  • B!