今回は【衝撃の最終回】の漫画として
「鉄鍋のジャン！R頂上作戦」の感想をお話したいと思います。
※ご注意
これはあくまで感想でございまして、「ネタバレ」を
目的とするものではありません。
ただ、感想のなかでどうしてもネタバレが含まれてしまいます。
ご了承のうえご覧ください。
人気料理漫画「鉄鍋のジャン！」の続編となります。
私は料理漫画おたくですが、出身が中華ということもあり、この漫画、シリーズが大好きです！プロの中華料理人でも知らないような材料や料理、調理法などが出て来て大変勉強になりますし、ジャンなどのキャラクターが立っていたり、料理バトルがとても面白い漫画です！
最終巻の10巻のあらすじですが、
食業界進出を狙う湯水グループが、五番町飯店に刺客を…！？
ジャンを引き抜くべく、過去の宿敵三人がジャンに宣戦布告！
若手四天王による「回鍋肉バトル」は、四者四様の物凄い回鍋肉で引き分け！
最終決戦のお題は「千円フカヒレ料理！」
湯水グループ、五番町飯店、経同盟…様々な思いが渦巻く中、中華料理の未来を担う若手四天王が、それぞれの機転と発想を駆使してスーパー料理を創造！果たしてジャンはこの勝負を制し、新世代の頂点に立てるのか！？
とあります。
9巻の終わりから千円フカヒレ料理勝負が続いています。
まず最終回ひとつ前の90話「最強の1レンゲ」
ですが、蟇目の料理を試食します。
みんなは蟇目の料理をたいらげます。
そしてついにジャンの料理「サーサーリンリンシェウォンカオユイチィ」(サクサクの春巻の皮の器に仕込んだフカヒレのカニの餡かけ仕立て～中華の覇王風～)が登場します。
これを食べた一堂は「まさに至福の味」と驚きます。
そして最終回「ファイナルアンサー」ですが、
他の三人の料理はいずれもレンゲに料理を盛った料理でしたが、
ジャンの料理はレンゲにコース料理を凝縮したものでした。
千円フカヒレ料理の正解は、大皿料理をレンゲに盛るのではなく、レンゲひとつで満足できるものだ、と語ります。
結果はジャンの勝利で終わります。
そして後日。
キリコの出した条件として
蟇目、五行、リュウジが五番町飯店で働くことになりました。
三人は給料がたった12万円ということに不満を示します。
それに対しジャンは
「オレだって12万円だよ3年前からず～っとな！」
と言います。
これで終わりとなります。
今回のシリーズもハイレベルな中華料理が見られました。
科学を取り入れた料理や、フカヒレという高い料理を千円で提供する、など当時の最先端の料理が見られましたし、料理バトル中心のストーリーにして盛り上がりました。
これは監修であるおやまけいこ先生の功績が大きいですね。
実際にその後の続編「鉄鍋のジャン！2nd」では料理のレベルなどがかなり落ちてしまいます。
とはいえ、続編が続く限り追いかけて行きたいと思います！