今回は漫画
「シリアルキラーランド」1話
の感想をお送り致します。
※ご注意
これはあくまでも感想でございます。
内容は「ネタバレ」を目的とするものではございません。
ですが感想の中にやむを得ずネタバレを含んでおります。
また極力セリフの引用を避けるよう注意しております。
ご了承のうえご覧頂くようお願い致します。
※昨今の状況を鑑み、これまでとスタイルを変えて
あくまでも「感想」としてお送り致します。
この作品は「マンガクロス」で1話と最新話が
無料で公開されています。
1話なんですが、
主人公の襟峰想（えりみねそう）は幼い頃、
10何前に母親と自身もシリアルキラーに
襲われた過去があります。
母親は殺されてまだ首はみつかってないそうですし
想の背中には大きな傷があります。
想は日々、殺人鬼の小説を書いて過ごしております。
これは小説を書くことで、精神の安定をはかって
いるのでしょうか？
そんな想はある日奇妙な手紙を発見します。
それは「切り裂きジャック」の手紙でした。
想はいたずらと断定しますが、
その時、想に異変が起きます。
そしてその後、いたずらをしたと疑った
「心霊研究所」の女性を訪ねますが、
話していて気づいたらその女性を殺していました。
同時に心の中から何者かが語りかけてきて
その声に従って逃げる・・という展開です。
この作品は名前のとおり「シリアルキラー」
の話で、様々なシリアルキラーが現代の人間に憑依し、
殺人を行います。
そして想の中にいるのは「切り裂きジャック」です。
想は母親を殺した犯人を復讐のため探し始めます。
そんな中である組織が登場し、想はその組織に協力
しながら、復讐相手を探しつつ、様々なシリアルキラー
と戦っていきます。
作画もホラー調で、殺人、ゴア描写もしっかりとあって
見ごたえがあります。
「過去の有名人が乗り移る」となると、
能力バトルのようになりがちですが、
あくまでリアリティラインは保っており、
超人的な能力は出ずにあくまでも人格が乗り移った
だけとなっていて緊張感があります。
想の目的として「復讐」がありますので
「復讐もの」としても楽しめますし
「シリアルキラーのサスペンス」としても楽しめる作品です。