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【最終話】『いともたやすく行われる十三歳が生きる為のお仕事』61話後編「ありがとう」の感想(※ネタバレ注意)

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【最終話】『いともたやすく行われる十三歳が生きる為のお仕事』61話後編「ありがとう」の感想(※ネタバレ注意)

今回は『いともたやすく行われる十三歳が生きる為のお仕事』
【最終話】61話後編「ありがとう」
の感想をお送り致します。

※ご注意
これはあくまでも感想でございます。
内容は「ネタバレ」を目的とするものではございません。
ですが感想の中にやむを得ずネタバレを含んでおります。
また極力セリフの引用を避けるよう注意しております。
ご了承のうえご覧頂くようお願い致します。
※昨今の状況を鑑み、これまでとスタイルを変えて
あくまでも「感想」としてお送り致します。

弁護士の斎藤と岸本は、白石陸斗が陽人(あきと)の
母親・朋美を虐待していた証拠を手に入れたとのこと。
母親はしょーたろーと連携して音声を録音していた
ようですね。
ただこの音声は入手経路が分からないのでマスコミにリーク
するとのこと。
国民を味方につけて母親を「被害者」にするというものですね。
そして陽人(あきと)も守ることになる。
その反面マスコミの餌食になることも考えられます。
このあたり、難しい所ですね。
なんとか国民全員を黒鉄(くろがね)家の味方にしようと
いう考えのようです。
一方しょーたろーが陽人の家に来ていました。
陽人はしょーたろーをに向き合い、
人への感謝の気持ちをと絶えることが大事、と話します。
そしてしょーたろうは「ありがとう」と言って終わりです。
私は「マニア」と言っても良いくらい「復讐もの」が大好きなので
この作品を楽しみに読んでいました。
そして期待通り、復讐相手をきっちり殺して復讐を遂げたことに
まずは満足です。
個人的なまがままな要望を言えば、作画のさいがりゅう先生の絵は
やわらかく可愛らしい人物をかかれるので、暖かいお話のほうが
向いていると思いますし、原作の諸葛先生の、このシリアスなお話や
セリフには劇画やリアルな作画のほうが似合うのかな、と思いました。
(両先生、なまいき言ってすみません。。。)
とはいえ、理解もしています。
低い年齢、若者…それこそしょーたろーくらいの年齢の読者が多い
「ジャンプ+」でこのハードな「復讐」というテーマの作品。
そして「復讐とは?」や「法律的には?」などの問題提議のあるこの
作品を連載し、読んで貰うにはさいがりゅう先生の可愛らしい絵が
読みやすかったと思います。
先生、編集にはそういった思惑があったのではないでしょうか?
ともかく、単に目を引く目的の「殺人描写」「復讐という題材」ではなく。
読者をスカッとさせながらも問題提議をして考えさせられる良い作品でした。
2年半の連載お疲れ様でした!

  • B!