外道の歌話(ヤングキング号)
◆國松の提案によりスタートした奇妙な共同生活。この男の狙いは…
◆去りし日、今も胸に。
◆14号(6月28日発売)につづく
外道の歌の感想
國松が食事を提供し五月女、五月女の母と食事。
國松はその後打ち合わせ。
新型合成麻薬「GIZZA(ギザ)」の試作品が完成した。
これを市場に流す事は日本中の筋モンを敵に回すことになる、と言われると國松は
「それが目的だから」と答える。
國松は麻薬を流すのに五月女の知り合いを使うようだ。
桜内は4年前を思い出す。
妻子を亡くし無気力状態のカモに「なんでも言ってくれ」と言うとカモは
「犯人を見つけて殺してくれ」
を答えた。
しかし桜内は覚醒剤所持、使用で逮捕される。
数年後、桜内はカモも叔父(刑事)と会い、カモが古本屋を継いでいると聞いたが、
カモを見た桜内は合わずに帰った。
カモの妻子を殺した犯人が行方不明、というニュースを聞いた桜内は「ひょっとしたら」を思った。
あの時もし桜内が、カモの要望に応えて犯人を始末できていたら現在のカモの人生は変わっていたのかも。。と思う。
ここまでが今回の話
國松が五月女を、母親と一緒に住んでまで親切にする理由が判明しましたね。
製造した麻薬を流すために五月女の仲間を使おうという訳です。
五月女は現在は丸くなったようですが昔は相当のワルであり、あの「世名汚死」の二人とも仲が良い。
察するに、半グレの仲間も多く信頼もある人物だと思います。
國松はそこを利用したいという訳ですね。
そして、桜内の記憶から、カモの過去の話が出てきました。
カモは最初桜内に犯人の殺しを頼んだんですね。
しかし桜内は逮捕されたため、カモは自分で行動に出た。
桜内は「ひょっとしたら」と思った、と言っているので、じきに「世名汚死」を殺したのがカモだと気づく可能性が高いですね。
そこで桜内がどういう対応をするのか…?
戦うことになりそうですが…。
次回も1か月後。もう月一連載ですね。
渡邊ダイスケ先生
「外道の歌」と「園田の歌」既刊に重版がかかりました。
今回、部数としては少なめですが、それでも嬉しい。
読者の皆さんのお陰です。
— 渡邊ダイスケ「外道の歌」連載中 (@daisukoi) May 23, 2021
外道の歌の動画