外道の歌74話(ヤングキング19号)のネタバレ
【表紙】
問い続ける「善」と「悪」の行方。
漆黒の新章突入ッ—
「練馬区の殺人鬼」園田夢二の深淵…。
◆最新コミックス第9巻9月24日(火)発売!
「カモメ古書店」…凶悪な犯罪に巻き込まれた被害者や、その遺族が「無念」を晴らすため、そこを訪れる。
古書店の主・カモと、その相方・トラのコンビでこれまで数々の依頼を受けて来た。
「練馬区の殺人鬼」園田夢二の行方を追い、カモ達と奇妙な同居生活を続ける開成奈々子。
一方、園田は漫画誌「ゴアコミック」の編集者として、更に殺人を重ねながら、変わらぬ生活を送って来たのだが?
▼外道の歌74話(ヤングキング19号)のストーリーは以下の通り。
◆「全員の幸せ」と「自分さえよければいい」という本音が、両輪となり人を動かす。
街で自転車をスマホを見ながら運転していた男が車に轢かれる。
男は血を流し倒れている。
野次馬は助ける訳ではなく事故現場をスマホで撮影。
その様子を撮影する園田。
「事故った人の写メを一心不乱に撮り続ける通行人…」「いやあ~イイ表情だ」
18年前—
園田の独白。
子供の頃の園田と祖母。
園田はおばあちゃん子だった模様。
太宰治の「人間失格」について、「なんて書いてあるのか」をしっていながらわからないふりをする園田。
太宰治がもう死んでいると聞いた園田は
「死んでも生きてるなんてスゴイよ!」と言う。
その祖母がやがて体を悪くする。
病院で意識が混濁する祖母を見た園田は
「すごい…なんて面白いんだ」を笑う。
祖母が死に、園田は無くが、その涙の理由は悲しさではなく
「死ぬという事が恐ろしかったから」だと語る。
世の中にはまだまだ知らない事があり、それらを知らないまま死ぬことに対しての恐怖だ。
園田「ずっと生き続けたいよ…おばあちゃん…」
◆光と闇が混在していた殺人鬼の過去。YK21号(10/15発売)より連載再開。
外道の歌74話(ヤングキング19号)の感想
新シリーズ開始!
スピンオフ作品「園田の歌」があるので園田はよく見ていますが、
オリジナル「外道の歌」では久しぶりの登場となる園田。
今回は園田の幼少の頃の様子が語られる。
小さいころから人とは違う思考を見せる園田。
まあ犯罪者の子供の頃がどんな感じなのかは知りませんが、園田はこんな感じだったんですね。
そして知識欲からくる「自分の生」への執着が強いという事がわかりました。
園田は最終回に引っ張るのだと予想しますが、今回のシリーズでは久しぶりにカモトラと絡んでくれることを願ってます!