『ヘルドッグス 地獄の犬たち』【最終話】24話『掟』の感想(※ネタバレ注意)
今回は『ヘルドッグス 地獄の犬たち』
【最終話】24話『掟』
の感想をお送り致します。
※ご注意
これはあくまでも感想でございます。
内容は「ネタバレ」を目的とするものではございません。
ですが感想の中にやむを得ずネタバレを含んでおります。
また極力セリフの引用を避けるよう注意しております。
ご了承のうえご覧頂くようお願い致します。
※昨今の状況を鑑み、これまでとスタイルを変えて
あくまでも「感想」としてお送り致します。
兼高は倒れており、確保されました。
正体が警察官だということも十朱(とあけ )から語られました。
処理場に連れていかれる兼高。
その途中、十朱(とあけ )や兼高の乗った車に
阿内(あない)の車がぶつかります。
十朱(とあけ )は車から出て阿内(あない)を撃ちます。
兼高も車から出ますが、阿内(あない)は倒れていました。
十朱(とあけ )は兼高に阿内(あない)を撃つよう命じます。
しかし拒否して十朱(とあけ )につかみかかる兼高。
兼高は頭に銃を向けられるが十朱(とあけ )が
銃撃を頭に受け倒れました。
撃ったのは阿内(あない)でした。
阿内(あない)は十朱(とあけ )こと本名「是安」
の持つデータを回収したことを確認すると
自分を殺すよう言います。
兼高はデカにはなれないと伝えると、
阿内(あない)は息を引き取ります。
その後、東鞘会のことは大きく報じられました。
東鞘会の幹部は逮捕されつぶされる方向になりました。
十朱(とあけ )の正体は知られることはないとのことです。
事故についても目撃者がおらず、都合よく処理されるとのことです。
協力者のマッサージのおぼさんは復讐相手のやくざを
殺して姿を消したそうです。
兼高こと本名出月梧郎(いでづき ごろう)は
病院を抜け出し、「東鞘会と警察の関係」
のデータを送信しました。
警察とヤクザを相手に出月(いでづき )の
戦いが始まる・・という所で終わりです。
阿内(あない)の車が来るタイミングがやけに
ちょうどいいとは思いましたが、恐らく事前に連絡をして
店を阿内(あない)が張っていたのでしょう。
終わり方としては、秘密はバレましたし、
やむを得ず相方を殺すことになりましたし、
阿内(あない)は死んだしと・・・
ある程度最悪の状況になりつつも兼高は生きており、
一定のカタルシスはあったと思います。
リアリティのバランスも絶妙にあったと思います。
そして、これからさらにハードな予感を感じさせる
終わり方で、続編も作ろうとすれば作れる終わり方でした。
ちょうどこれから実写映画が公開されます。
映画の方も多いに期待できます。
前編を通してストーリー、作画ともにクオリティが高く
見ごたえのある漫画でした!