キャプテン2のあおりと次号予告
◆繰り返されてしまった丸井の失敗。丸井派と半田派を生み出してしまった結果—。
◆露見した近藤の弱点。いくら実力があろうとも、そんなに高校野球は甘くない!?
【次号予告】
第17号は、リカとサチ子は谷口の金魚のフンと化す!?「研修!谷口監督」の巻
キャプテン2の感想
部室。丸井と半田が話し合う。
丸井は中学時代に失敗したと話す。
暴君となりみんなにクビをつきつけられた。
高校でも暴君復活。主力4名(松川・井口・鈴木・片瀬)をケガさせてしまった。
半田は「大会には間に合った」というが、その頃からギクシャクし始めたようだ。
そこで半田は受け皿になった。
半田派のメンツは、鈴木・松川・永住・旗野・阪田・萩原・平山・芳村・那須 だ。
丸井派は、加藤・島田・久保・井口・片瀬・イガラシだ。
はたして谷口は気づいているのか?
谷口は松下と、「ウエイトを増やしたら球が重くなり飛距離が増した」話をしている。
すると小学館予備校の元野球部二人と出会う。
話をしていると「身体を大きくするメニューをしていた」と話す。
谷口は「教えて」と聞く。
墨高のグラウンド。
近藤は井口に派閥のことを聞くが怒られる。
そして、井口は近藤の弱点を教える、と話し、ゴロを捕球するように言う。
近藤はよけるようにキャッチした。キャッチボールでもバッティングでもボールを避けるそぶりを見せていた。
近藤は硬球を怖がっていた。
近藤は「どうしたらええんでっしゃろ?」と相談する。
ここまでは今回の話。
ようやく具体的に出て来た派閥の話。
ただ、対立と言うほど険悪ではなく、半田派のメンバーは練習などの不満意見を半田に橋渡ししてほしい、というもの。
半田も丸井のやり方に反対という訳ではなく、半田派メンバーの受け皿になっているという状態。
丸井派のイガラシは「日和ったら負けですよ」と強気の姿勢を勧めるが、丸井派暴君となったことを現在では後悔している。
一方で谷口さんはまだ気づいているそぶりは見せない。
そして、ウエイト増加に興味を示しています。
墨高メンバーにもウエイト増加をさせるのでしょうか?丸井に「強制的に食べさせちゃったら」と言われてましたし、小学館予備校のやつに聞いてましたからね。。
そしてもう一つ気になっていた「近藤の弱点」ですが、「硬球を怖がっている」ということでしたね。
元々中学1年の時の近藤は守備が嫌いで打球を避けていました。
それは単に守備がへたなだけではなく打球が怖いということもあったのですね。
これについては作者の想像力・発想力はたいしたもんだと思いましたね。
すごく近藤の弱点としてスムーズですね。
さらに作者を褒めると「派閥の内容」「近藤の弱点」と、ここ2-3話でネタフリしていた伏線を回収しましたね。
今回はテンポが良いです。
どうしちゃったんですかね?女子2人組を出していないことも要因です。(次回出るみたいですが。。)
ようやく読者の要望がわかってきたのでしょうか・・・?(笑)
▼「スペシャル対談」として初代編集者・谷口忠男さんと、息子の千葉一郎さんの対談があります。