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【まんが豆知識】刃牙シリーズ「花山薫」のモデルとなった伝説の喧嘩師!

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【まんが豆知識】刃牙シリーズ「花山薫」のモデルとなった伝説の喧嘩師!

今回はまんが刃牙シリーズの豆知識として
「花山薫」のモデルとなった伝説の喧嘩師
という話をお送りします。

1991年から週刊少年チャンピオンで始まった
「グラップラー刃牙」から続く刃牙シリーズは
みなさんご存じの通り超人気格闘漫画です。
この刃牙シリーズに登場する「花山薫」は、
若干15歳で暴力団の組長に就任し、
「日本一の喧嘩師」として圧倒的な存在感
のある男です。
白のスーツに縁なし眼鏡、顔中に走る切り傷が
トレードマークです。
非武装の美学を持っており、そんな相手にも
「ステゴロ」で立ち向かいます。
そのパワーはすさまじく、トランプの束を
指で引きちぎったり、車を素手で壊し、
そのタイヤを自分の腕力で引きちぎったりして
とにかく尋常ではありません。
無口で感情を出さない性格ですが義侠心
には厚く、がんで寝たきりになった母親を
見舞いに行くとい優しい一面も併せ持ちます。
そのため読者からの人気は高く、花山を主人公にした
スピンオフ作品も描かれています。
そんな花山のモデルになったのが、1960年代に
実在したヤクザ、花形敬(はながた けい)です。
花形が安藤組に入ったのは昭和25年のこと。
安藤昇組長の舎弟となったあと、
渋谷を中心に用心棒として暴れまくり、
前科7犯、22回の逮捕歴がつきました。
白のスーツがトレードマークで、眼鏡を着用。
武器は一切使わない主義で、
常に素手で相手に立ち向かったといいます。
まさに花山薫そのものですね。
その強さは後に伝説となり、
「安藤組外伝/人斬り舎弟」や
「修羅場の人間学」
といった映画にも登場。
菅原文太、陣内孝則、哀川翔といった
面々が花形敬を演じました。
花形が死んだのは、1968年のこと。
当時の敵対勢力だった東声会(とうせいかい)
との抗争で2人の男に刺殺されました。
享年33歳でした。
風貌や生き様は花山薫になかり近いですね。
(「人気マンガ・アニメの怖い元ネタ」鉄人社 より引用)

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